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「いちごさん」今シーズン初収穫を迎える・佐城エリア中部地区

九州版/【さが・本所】251202「いちごさん」今シーズン初収穫を迎える・佐城エリア中部地区で.JPG JAさが佐城エリア中部地区では11月下旬、佐賀県産ブランドイチゴ「いちごさん」が今シーズン初の収穫を迎えた。
 同品種は深い赤色とやさしい甘さ、果汁のみずみずしさなどが特徴の品種で、見た目の美しさと味わいの良さから県内外で高い評価を受けている。
 JAさが佐城園芸センター中部地区担当の稲富桃加営農指導員は「今年は高温の影響で定植時期がやや遅れたものの、ハウス内の環境を工夫して調整したことで無事に収穫を迎えることができた」と述べた。
 佐賀市嘉瀬町で同品種約29㌃を栽培する中島慎司さん(39)は、11月22日に初収穫を迎えた。中島さんは「実が大きくきれいな赤色で、甘みがのったおいしいイチゴができた。たくさんの人に食べてもらうのが楽しみ」と話した。
 同品種は年明けから春先にかけて収穫のピークを迎える見込みで、中部地区全体の収量は約270㌧を計画。収穫されたイチゴは地元の産直市場やスーパーを中心に、年末の贈答シーズンやクリスマス需要などに向け、全国各地へ出荷を予定している。