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急須での淹れ方を学ぶ・お茶の淹れ方教室

九州版/【さが・本所】251117お茶の淹れ方教室.JPG JAさがは11月上旬から4カ月間、佐賀県内の小学校を対象に『「うれしの茶」のおいしい淹れ方教室』を開いている。10年以上続く取り組みで、子どもたちにうれしの茶のおいしさを感じてもらうことや、若い頃から急須でお茶を淹れることを覚えてもらうために開いている。2025年度は34校で実施。嬉野市の若手茶農家で構成する嬉野茶業青年会のメンバーとJA職員が説明を行った。
 11月17日、嬉野市立嬉野小学校では、3年生約80人が参加。美味しい淹れ方のコツや歴史、効能について学んだあと、実際に淹れたお茶を堪能した。風邪や虫歯予防になる良い成分が多く含まれているため、日頃から飲んでもらうよう呼びかけた。お湯の温度でお茶の味が変化することも学んだ。児童らは「少し苦かったけどおいしかった」「面白かった」など楽しく活動した。
 指導をした同会の担当者は「嬉野の子どもでも急須でお茶を飲まない人が増えている。嬉野は茶産地なのでこれからも急須で飲んでほしい」と呼びかけた。
 自宅でも味わってもらうために、20㌘入りの茶袋と淹れ方などが書かれたパンフレットを児童に配布した。