JAさがニュース

　ＪＡさが広域みかん多久選果場運営委員会は１１日、多久市の広域多久みかん選果場で２０２５年産露地ミカン（早熟系早生）の選果を開始した。初日は３㌧選果を行った。
　同委員会は生産者が一丸となって全量集荷の徹底による集荷量アップに取り組んでおり、２５年産の露地ミカンの生産量は約２６００㌧、販売額は７億円を見込んでいる。東京や京浜地区、大阪・福岡などに２月中旬まで出荷を行う予定。
　２５年産は、盆明けの秋雨に苦労したが、品質もよくおいしいみかんに仕上がっている。
　今後もブランド率アップを目指して部会全体で品質の向上に努め、マルチ被覆状況の確認・補修等きめ細かい管理を徹底する。
　集荷が行われた９日、安全祈願祭と初選果式を行い、選果作業中の怪我や事故がないよう安全作業を呼びかけた。