うれしの茶奉納 献茶祭
茶農家や茶業関係者で構成するうれしの茶活性化委員会は1日、嬉野市の豊玉姫神社で献茶祭を開いた。関係者ら約30人が参加。先代茶業関係者の功績をたたえるとともに、良質茶生産・販売に向け、意識を統一した。一番茶の摘採が最も盛んになるとされる「八十八夜」に合わせて毎年開く。
代表者が茶つぼや茶箱に詰めた今季の新茶を神前に奉納し、同市の茶業振興を祈願した。
山口満夫会長は「3月末の寒波の影響で量は減少したものの、味・香りは昨年と比べて良好。おいしい新茶を飲んでほしい」と話した。
2026年は全国茶お茶まつりが佐賀県で開かれる。行政やJAらが一丸となってうれしの茶のPR・販売に一層力を入れる考えだ。