花経営強化の鍵探る ２０２４年度佐賀県花き生産研修大会
佐賀県と県花き生産団体連合会、ＪＡグループ佐賀園芸特産振興協議会、佐賀県花づくり推進協議会は１４日、小城市で２０２４年度県花き生産研修大会を開いた。県産花きの安定生産と高品質化を進め、生産者の生産性向上や経営強化を図ることを目的に、生産者や市場、県・市長・ＪＡ関係者ら約４０人が参加した。
第５７回県花き園芸共進会の表彰も行い、最優秀賞の山口智宏さん（佐賀市）、古賀義博さん（小城市）、島俊哉さん（佐賀市）、野田淳一さん（同）らを表彰した。
事例報告では、最優秀賞、農林水産大臣賞を受賞した山口さんが、自身の経験を基に経営発展に向けた取り組みを報告。山口さんは「生産資材が高騰している中、品質低下など商品に直接影響を及ぼす部分の経費削減は行っていない。その結果、品質を維持しながら市場へ安定供給できており、信頼につながっている」と話した。