現地研修で情報交換・みどり地区ミニトマト部会 24年産好調
JAさがみどり地区ミニトマト部会は2月上旬、情報交換などを目的に現地研修会を開いた。約15人が参加。これまでの生育状況や春先の管理ポイントなどを意見交換し、高品質生産に向けて意識を高めた。出荷は7月上旬まで続き、ピークは5月中旬を見込む。
2月は例年、曇天日が多く樹勢低下が懸念されることから、指導員は「徹底した栽培管理で葉面積を確保し、光合成の促進を」と収量を伸ばすポイントを伝えた。同席した資材メーカーの担当者は、果実の肥大促進や光合成能力を高める資材を紹介した。
2024年産は栽培戸数5戸で面積約100㌃で栽培。1月末までに、出荷量約30㌧(前年比122%)、1㌔単価749円(同比155%)と前年を上回る実績となっている。今後、出荷市場での消費宣伝や県外の新規顧客への売り込みを計画するなど、売り場の確保につなげて顕著な販売単価を維持していく。