販売目標5億8千万円 優秀農家へ表彰も・アスパラガス総会・出荷会議
JAさが神埼地区アスパラガス部会は1月21日、第34回総会と2025年産出荷会議を神埼支所で開き、80名が参加した。
25年産は、生産者77名、栽培面積16.0㌶で、出荷数量463㌧、販売金額5億8千万円を目標に取り組む。
24年産春芽については、近年暖冬傾向が続いている中で、低温遭遇時間の確保が1月15日に達成し、順調に進んでいる。
夏芽は、立茎時期の朝晩の冷え込みや、梅雨入りの遅れ、猛暑日が続いたことなどから出荷量が伸びない状況が続いた。気象災害に悩まされる年が続く中、生産者の病害虫防除及び栽培管理の徹底により販売数量約390㌧、販売金額4億9千万円の結果となった。
25年産は、2年生株を中心に1月11日に初選果を迎え、今後多年生株が2月中旬より増加する見込み。近年、年明け以降の悪天候が続き、安定した保温が困難となっているため、保温開始前の適切な肥培管理で昨年以上の出荷量確保に努めていくことを申し合わせた。
アスパラバス生産農家の所得向上を目的として優秀農家の表彰も行った。