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早生タマネギ出荷最盛期・白石地区 天候不順も徹底した作業を

九州版/【さが・杵藤】240412早生タマネギ出荷最盛期0418送稿.JPG 県内一のタマネギ生産量を誇る白石地区で、早生種の出荷がピークを迎えている。2024年産は暖冬の影響で生育が進み、前進傾向での出荷が続いている。3月下旬から断続的に雨が降るなど天候不順のなか、生産者は高品質タマネギ出荷に徹する。
 同地区玉葱部会の諸岡勝利部会長は「悪天候でも適期収穫や充分な乾燥、選果選別の徹底など原点に立ち返った作業を部会一丸となり取り組み、タマネギ一大産地としての責任を果たしたい」と語った。
24年産は収穫前の徹底した防除で病虫害などの発生は抑えられている。降雨の影響で一時的に出荷量が減少したものの、今後は増加していく見込みだ。
 同部会では面積約939㌶に作付けし、栽培戸数761戸で高品質生産に励んでいる。諸岡部会長は「タマネギは栄養が豊富で、そのままサラダに使えるほか、いろんな料理の材料に使えるのが魅力。良質なタマネギを一生懸命作って届けるので、たくさん食べていただきたい」とPRした。