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「さがびより」14年連続・「夢しずく」は3年ぶり「特A」評価獲得

九州版/【さが・本所】240229「さがびより」「夢しずく」特A評価獲得0301送稿.JPG 日本穀物検定協会が2月29日に発表した2023年産米の食味ランキングで、佐賀県産米「さがびより」と「夢しずく」が5段階評価の中で最高位の「特A」に選ばれた。「さがびより」の特A評価獲得は記録を伸ばし14年連続。全国の産地品種の中でも北海道「ななつぼし」と並び最長となった。「夢しずく」は3年ぶりの特A評価獲得となった。
 23年産米では、全国から144産地品種が出品された。専門家20人が外観や香り、味、粘りなど6項目を、複数産地の「コシヒカリ」をブレンドした基準米と比較評価し、全国で43点が「特A」ランクに格付けされた。
 佐賀県産米は「さがびより」「夢しずく」「コシヒカリ」の3品種を出品。「コシヒカリ」は「A」評価にランクされた。
 佐賀県の23年産作付面積は「さがびより」が6220㌶(作付比率28%)、「夢しずく」が5750㌶(作付比率25.9%)。23年産は分げつ期の7月中旬が平年と比較して日照不足で推移したが、9月以降天候に恵まれ、登熟が良好だったことから、作況指数は103となった。
 JAさがの楠泰誠組合長は「生産者の日頃の努力と関係者一丸となった取り組みの成果で特A評価を獲得できた。今後も良質な米の産地として、自信と誇りを持ち、より高品質な佐賀米の生産に向け努めていく」と喜びを語った。