仁比山小学校みそ造り体験 神埼地区女性部
神埼市立仁比山小学校の5年生39人は2月26日、みそ造り体験を行った。JAさが神埼地区女性部部長とJA職員ら6人が講師として参加。児童らは、総合学習の一環として大豆の播種から収穫、加工までの一連の流れを学んでいる。
みそ造りには、児童らが7月に播種し、11月に収穫した大豆を使用。児童らは、女性部長やJA職員に教わりながら作業を進め、慣れないにおいに戸惑いながらも、作業を進めた。袋に入った大豆を潰し、麹と煮汁を加えて耳たぶ程度の柔らかさになるまで混ぜ合わせた。今回造ったみそは、各家庭に持ち帰り、3カ月ほどねかせて完成となる。そのほか、仁比山女性部森田八重子部長は食育の絵本「いのちをいただく」の読み聞かせを行い、児童らに食の大切さを伝えた。
一連の体験で指導に当たったJA指導員は「この体験を通して、食の大切さを感じ、農業に興味を持つきっかけとなれば嬉しい」と話した。