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第67回佐賀県酪農婦人の集い開催

【さが・本所】240228第67回佐賀県酪農婦人の集い.JPG JAグループ佐賀畜産振興協議会と佐賀県酪農婦人部連絡協議会は2月28日、多久市で第67回佐賀県酪農婦人の集いを開いた。乳質改善共励会などの表彰のほか、婦人の集い宣言の採択を行い、佐賀酪農の持続に向けて意思統一を図った。
 第60回乳質改善共励会表彰で古川美津子さん(さが・佐城)、生乳需要期増産表彰で福田則子さん(からつ)、牛群高能力表彰で古川真弓さん(さが・杵藤)がそれぞれ1位に輝いた。
 県全体の乳質は、乳脂肪率3.89%(前年3.89%)、無脂乳固形分率8.76%(同8.74%)など、無脂乳固形分率においては前年を上回る成績となった。
 第35回牧場花いっぱい美化コンクールでは、松本敬子さん(からつ)が最優秀賞に輝いた。松本さんの牛舎の周りには、色とりどりの花のプランターが工夫して配置され、牛舎の清掃も含め日々の牧場環境美化への積極的な取り組みが評価された。
 

 

 体験発表では、㈱Hamanda Dairy Farmの松本裕子さんが「今更だけど、ワークライフバランス」と題し、「仕事と生活の調和」の充実への取り組みを発表。畜種が異なるメンバーで立ち上げた「パワフルさが畜産女子部」の紹介や、酪農業の将来に向けたPRとして行っている小・中学生の牧場見学、出前講座を紹介。松本さんは「酪農業を持続的に発展させていくためには、酪農家としての人生を楽しんでいる姿を発信していくことが大切」と訴えた。