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武雄高校 郷土料理を学ぶ料理教室

 県の郷土料理を次世代につなごうと、「さが食・農・むらサポーター」(以下「むらサポ」)運営委員会は1月下旬、佐賀県立武雄高等学校の2年生40人(家庭フードデザイン選択)を対象に、郷土料理教室を開いた。農業の大切さやふるさとの味を理解してもらうのが目的。
 みどり地区女性部鹿島支部「乙女会」のメンバー6人が講師を務め、県に昔から伝えられてきた「つんきいだご汁」のほか、「かけ和え」や「わらび餅」などの料理を指導した。生徒はゴボウのささがきなど包丁の扱いに苦労しながらも、班で協力して手際よく料理を完成させた。
 生徒は「郷土料理の名前は聞いたことがあったが、作ったのは初めて。ふるさとの味を堪能できるいい機会となった」と喜んだ。指導した乙女会代表の橋川タツ子さんは「意欲的に学んでもらい良かった。つんきいだご汁は好みの具材を使って簡単に作ることができるので、自宅でも家族と一緒に作ってもらいたい」と語った。
 むらサポ運営委員会は県やJAさが、JA佐賀中央会などで構成し、農家の知恵や技を伝える「ふるさと先生」の派遣や学校を対象にした郷土料理教室などの活動を展開する。そのほか、県では観光農園や郷土料理のレシピなどを紹介するウェブサイト「さが農村ひろば」も運営し、農業や郷土料理の魅力を発信している。

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