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佐賀県露地みかん若手生産者研修会

 佐賀県露地ミカン若手生産者研修会が5日、佐賀市と小城市で開かれた。佐賀県果樹研究会連合と県果樹技術者協議会の主催。県内ミカン若手生産者の栽培技術や経営意欲の向上と、産地を超えた連携による持続的な果樹産地振興につなげることを目的とし、生産者、県、JA関係者ら70人が参加した。
 現地研修では生産振興の取り組みや選果販売状況について、佐城エリア大和ミカン選果場と管内圃場、佐賀県果樹試験場を見学。水田などの平坦地域へのミカン振興や、ドローンを活用したスマート化の取り組みを学んだ。ドローンの実演後、参加者から操縦や危険性などについて多くの質問があがった。
 室内研修では、シートマルチの被覆や、かん水設備の管理が露地ミカンの品質向上や販売単価の上昇につながり、将来的な担い手の確保のために重要であることを呼びかけた。
 大果大阪青果(株)北部支社の琢明弘之氏が「青果物市場の動向と売れるミカンづくり」と題し講演。若手生産者に向けて「生産量の維持が現状の課題。良いものをつくれば必ず売れるので、若手の皆さんの生産拡大に期待している」と語った。

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