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タマネギ輸送をパレット化へ・作業時間半分以下に

パレットに載せたまま積込みを行うドライバー(4月12日、白石地区玉葱第2選果場)トラックドライバーの担い手不足や残業時間規制厳守化(2024問題)の対応策として、JAさがではパレットを活用した青果物の輸送を進めている。杵藤エリアでは、4月2日からタマネギの輸送を試験的に開始した。
これまで青果物の積込みや荷降ろしを手荷役で行っていたが、パレットに載せたまま積み降ろしすることで、ドライバーの労働時間が短縮し、負担軽減が見込まれる。全農物流㈱の担当者は「これまで1時間超えていた作業が15〜30分程度で完了する」と、メリットを話す。
同エリアのタマネギ輸送には約4万枚のパレットを使用する予定で、全農物流㈱と日本パレットレンタル㈱が共同で供給と回収を行う。
同JA青果物コントロールセンターの中溝雄一郎センター長は「今回、タマネギをモデルとして輸送したが、他の青果物も部会や関係機関と協議しながら整備を進めていきたい」と話した。


写真=パレットに載せたまま積込みを行うドライバー(4月12日、白石地区玉葱第2選果場)