JAさがニュース

HOME>JAさがニュース>自己改革>営農指導研究の成果を共有・JAさが営農指導「目的別・品目別専門チーム」活動発表大会

営農指導研究の成果を共有・JAさが営農指導「目的別・品目別専門チーム」活動発表大会

研究成果を発表する営農指導員 JAさがは3月28日、佐賀市で営農指導「目的別・品目別専門チーム」活動発表大会を開いた。営農指導員らが取り組んだ研究成果を発表し、技術を共有した。
 同専門チームは、同JAの第六次3カ年計画に掲げる「生産者・担い手経営体への対応強化」の実践のため2021年度から取り組みを始めたもので、今回で2回目。22年度は、品目別の課題に加え、デジタル化や経営支援、ハウス低コスト化など、所管地区を越えて11チームを編成した。同JAの営農指導員らが、経営指導の充実や栽培技術、資材の評価など研究に取り組んだ。
発表では、それぞれのチームが掲げる課題の解決に向けた試験データなどを示し、分かりやすく説明した。病害虫や収量増加に向けた対策、技術の普及、県産品種の利用拡大など、工夫を凝らした発表がなされた。
大島信之代表理事組合長は「組合員、営農指導員双方の頑張りで高い品質の作物ができている。国際情勢の不安定化により逆風が吹く状況にあるが、営農指導員の知恵と研さんにより組合員を助け、この難局を切り拓いてほしい」と期待した。
同JAでは、22年度から取り組む第六次3カ年計画でも営農指導力・対応力の強化を図ることとしている。22年度の研究で出た課題の解決に向け、継続して取り組む予定だ。


写真=研究成果を発表する営農指導員