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3年ぶり「いちごさん」バルーン大人気・佐賀バルーンフェスタ

多くの来場者で賑わった(11月3日、佐賀市) JAさがは佐賀市で開かれた2022佐賀インターナショナルバルーンフェスタに県ブランドイチゴ「いちごさん」をかたどった気球で参加した。
コロナ禍により3年ぶりに有観客で開催。アジア最大規模の熱気球の国際大会。「いちごさん」の気球も3年ぶりにイベント参加した。さまざまな形の気球が登場する「バルーンファンタジア」、暗闇で幻想的に輝かせる「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)」に出場。
気球はイチゴに似せるため、丸みを帯びたつくり。全体は赤く、へたに見立てた上部は緑色で本物のイチゴが浮かんでいるように見える。手のひらにのせたり、つまんだりしているように撮影するなどしてSNS映えする気球としても人気だ。
熊本県から来た女性は「とっても可愛い。いちごさんを食べたい」と笑顔で話した。来場したこどもたちは「いちごだ!」と指をさして、大きな「イチゴ」に目を輝かせた。
「いちごさん」は2018年にデビューした生産者・JA・行政が一体となって開発した佐賀県のブランドイチゴ。デビューに合わせて「いちごさん」気球を作成し、同年のバルーンフェスタで初お披露目した。
同JAのバルーン部クルーで、園芸指導課の担当は、「天気もよくハウスですくすく育っているので真っ赤でジューシーな『いちごさん』をぜひ味わってほしい」と自信を見せる。イチゴ農家の来場者とイチゴの話題でも盛り上がった。
大会には愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」をかたどった気球も初参加。
会場では、同JA佐城地区がみかん「あんみつ姫」を、ジェイエイビバレッジ佐賀がジュースを販売するなど、JAグループ佐賀も多数出店し大会を盛り上げた。

 

写真=多くの来場者で賑わった(11月3日、佐賀市)