小城多久ハウスミカン初選果
JAさが小城多久ハウスみかん部会は、4月28日から多久市のJAさが広域多久みかん選果場で2023年産ハウスミカンの選果を開始し、初日は約1トンを選果。
23年産のハウスミカンは発芽・着花ともに良好で、品質・外観もよく順調に推移している。今後は高温による浮皮が懸念されるため、適期収穫に努める。
同部会は①適正管理による品質向上と適期収穫による生果率アップを図る②品質基準を遵守し、小城多久ハウスミカンのブランド化に努める③売場の確保を図るため、販路活動を中心に積極的な消費宣伝に努める④有利販売を図るため、市場・仲卸・量販店との連携を密にし、計画的・安定的な販売対応に努める——の4項目を生産・販売基本方針に掲げ、生産農家の経営安定・所得向上を目指す。
23年産の出荷計画量は153トン(前年比102%)を見込み、8月上旬まで出荷する予定。
写真=初日は約1トンを選果した(28日、多久市広域多久みかん選果場)