おいしい茶の注ぎ方伝授/茶農家らが佐賀県内の小学校を訪問し、指導
JAさがは10月29日、嬉野小学校で「『うれしの茶』のおいしい淹れ方教室」を開いた。茶に対する興味や理解を深めてもらおうと県内小学生を対象に11年前から行っており、2021年度は35校を訪問する予定。JA職員のほか、若手茶農家で構成する茶業青年会20人が講師となり、茶の歴史や効能、注ぎ方を指導する。
嬉野小学校では3年生に美味しい茶の入れ方を伝授。約70度の湯で注ぐことや茶葉の量、蒸らし時間など湯呑の大きさに合わせたポイントを学びながら、自分で入れたお茶を味わった。参加した児童は「美味しいお茶の入れ方が分かったので、家でもお茶を入れてみたい」と話した。
講師を務めた茶農家は「若いうちからお茶に触れてもらい、お茶に対するハードルを低くしてもらいたい」と期待していた。
写真=茶の入れ方を指導(29日、嬉野市立嬉野小学校)