佐賀県産「ＪＡ牛乳さが生まれ」ぜひ被災地支援に役立てて／被災地支援飲食店へさが生まれ牛乳贈呈
佐賀県酪農代表者会は７日、８月の豪雨災害で被害を受けた武雄地区で、災害支援のため弁当の無料配布を行っているイタリアンレストラン「ｔｒａｔｔｏｒｉＹａ Ｍｉｍａｓａｋａ（トラットリヤミマサカ）」へ佐賀県産「ＪＡ牛乳さが生まれ」を贈呈した。
同店の鳥谷憲樹オーナーは武雄市出身で「被災された方々に栄養のあるものを食べてもらいたい」という思いから、８月２０日から弁当の無料配布を開始。配布する日はＳＮＳなどで事前に告知し、一回約１００食以上の注文を受け、多いときは朝夕２回配布している。また、使用する食材については寄付を募り、集まった食材をメインに調理している。同代表者会でも、配布される弁当の食材として県産牛乳「さが生まれ」を役立ててもらうために今回贈呈。
同代表者会の古川幸典会長は「弁当の食材にさが生まれ牛乳をぜひ使っていただき、被災された方々を元気づけてほしい」と手渡した。
同店の鳥谷オーナーは「自分たちの取り組みをいろんな方に知ってもらい、支援の輪が広がっていけばうれしい」と笑顔で話した。
弁当の無料配布は、行政やボランティア団体と連携を取りながら、９月末まで行う予定となっている。
写真＝「さが生まれ」を贈呈した古川会長㊧と受け取った鳥谷オーナー㊨（７日、武雄市）