山間部で米検査始まる/三瀬出張所管内米初検査
JAさが三神エリア(神埼地区)三瀬出張所管内では、10日から2021年産米の検査が始まっている。初検査では「コシヒカリ」808袋(1袋30㌔)を検査した。そのうち、492袋を1等に格付けた。
21年産については、8月以降の長雨の影響で日照不足となり、米自体の充実が不足する未熟粒などが多く見られた。JA担当指導員は「長雨や低温などで、いもち病の発生が多く見られたが、被害は最小限に留まっていたので良かった」と話した。
現在も、収穫・乾燥・調製が行われており、コシヒカリ、ヒデコモチ、夢しずく、さとじまんへと続く予定。今後も台風などの影響が懸念されるため、状況に合わせた適宜作業を呼び掛けていく。
写真=丁寧に検査する検査員ら(10日、三瀬東部ライスセンター)