県産小麦を使ってパン作り/JAさが鹿島地区女性部有志で活動
JAさが鹿島地区女性部有志でつくる「おとめ会」は7月下旬、鹿島市「能見の里」でパンづくり教室を開き、11人が参加。同会は同地区の役員退任時の2018年に結成。月に2回程度集まり、手芸やパン作りなどの活動以外にも、老人ホームで踊りを披露するなど会員が「したい」と希望する活動を行っている。
今回は同地区内で発行している女性部だよりで募集し、家庭でも作れるバターロール、ウインナーパン、ピザパンの3種類を作った。パンには理研農産化工㈱が佐賀県産小麦だけを使い7月より販売している「九州佐賀県こむぎ子 ストロング」を初めて使った。
焼き上げたパンのタネは発酵に時間がかかるため、事前に会員が発酵させてきたものを使い、パンを焼き上げている間にタネづくりやくずもちづくりにもチャレンジした。
同会の橋川タツ子さんは「パン作りは発酵がきちんとできれば、家庭でも簡単に作ることができるので、ぜひチャレンジしてもらいたい」と話した。
写真=「こむぎ子」を使ってパン作りに挑戦した(28日、鹿島市「能見の郷」)