子牛初セリに601頭上場/平均価格72万4222円
JAさがは8、9日の両日、多久市の畜産センターで子牛の初セリを行った。県内外の子牛生産農家から雌・去勢合わせて601頭の黒毛和種が上場された。
1頭当たりの平均価格は雌で64万8368円、去勢で78万2692円、総平均は72万4222円(前年同期比3万4067円安)で2022年のスタートを切った。
両日合わせた最高価格は雌で137万2800円、去勢で121万円となった。肥育農家らが子牛の血統や発育状況を見極め活気のある取引となった。
同JAの大島信之組合長は「県や関係機関、JAグループ佐賀が一丸となり、肉用牛の安定生産を図っていく」とあいさつした。
写真=入場した子牛を見て落札する肥育農家(8日、畜産センター)