神埼あーさい出荷始まる/神埼あーさいクラブ
JAさが三神エリア(神埼)で12月下旬から「神埼あーさい」の出荷が始まっている。アーサイは、独特の辛味とシャキッとした食感が特徴で1株の重量が4~5キロにもなる大型のからし菜の一種。葉の脇芽を食べ、別名「子持ちタカナ」とも呼ばれている。1株から15個ほど収穫でき、期間は12月中下旬から2月下旬までと短期集中型の露地野菜として栽培。
神埼あーさいクラブでは現在5人が生産している。2021年産は、21年10月上旬から中旬にかけて定植。その後、高温乾燥が続いたことから多少生育が遅れているものの、品質などに影響はなく順調に生育が進んでいる。
生産者が収穫後、規格別にパック詰めをして神埼中央野菜集出荷所に持ち込んだものを「神埼あーさい」として関東・関西方面へ出荷する。JA職員は「市場との連絡を密にして有利販売に努めていきたい」と話した。
写真=品質を確認する生産者とJA職員(1月4日、同野菜集出荷所)