新規就農に向け2組3人が入校/トレーニングファーム第5期生入校式
佐賀市トレーニングファーム推進協議会は5日、佐賀市役所富士支所で2021年度トレーニングファーム入校式を開いた。
第5期研修生として、
波戸崎伸介さん(39)・裕子さん(36)夫妻と江口慶和さん(42)の2組3名が入校。
波戸崎夫妻は、長年飲食業に携わっていたが新型コロナウイルスの影響で飲食業を続けていくのが困難だと判断し、飲食業の人たちに食材を届ける側の農業をやってみたいという思いから応募。富士町で生まれ育った江口さんは、地元生産者の圃場でアルバイトとして農作業を行う中で、自分で一から農作物を作ってみたいと思い応募。
研修生は、富士町で長年農業を営む小木秀樹さん・いき子さん夫妻を講師に、2年間の研修期間で土作りや栽培技術、農家としての心構えなどを学んでいく。
入校式には、佐賀市長や地元生産者、JA関係者など約15人が出席。
同協議会水田強会長が「生産者だけではなく、地域の方との交流を大事にしながら、農業に励んでください」と研修生へあいさつした。
写真=今回入校した波戸崎夫妻(前列左から2,3番目)・江口さん(同列右から3番目)(5日、佐賀市富士支所)