佐賀県産米粉入りピザ試食販売/JAさがと佐賀女子短期大学、ピザ店のコラボ商品
JAさがと学校法人旭学園佐賀女子短期大学、佐賀市のイタリア料理店「DA GINO」は18日、佐賀市のコムボックス佐賀駅前で佐賀県産米粉入りピザなどの試食販売を行った。オール佐賀産にこだわったピザを学生が考案し、「DA GINO」が商品化に向け改良を加え、試作品が完成。「DA GINO」の移動販売車で焼き立てを提供した。
コロナ禍の影響などで米の需要が減少する中、米の消費拡大につなげたいとJAが商品開発を依頼。同大学の地域みらい学科(食とヘルスマネジメントコース)の学生7人が、佐賀県産「さがびより」の米粉や県産の小麦粉、抹茶、レンコンなどの野菜、海苔などを使ったピザ「米粉入り抹茶チャノベーゼ」を考案した。米粉と釜炒り抹茶を練り込んだ「米粉入り抹茶マリトッツォ」も作った。
ピザは約150枚、マリトッツォは120個を用意した。同大学の学生も「さがびより」の法被を身に付け参加。来店客へ焼き立ての試食用ピザを渡しながら「私たちも開発に携わった、佐賀県産にこだわったピザです」とPRした。試食し、購入した来店客は「佐賀県特産の茶のソースやレンコン、海苔などが使われていて、珍しくておいしい。家族にも食べさせたい」と話した。
写真=ピザの試食をすすめる学生(18日、佐賀市)