爽やかな味わいが特徴/グリーンハウスミカン初出荷
JAさが杵藤エリア(みどり)管内で、爽やかな味わいが人気のグリーンハウスミカンの出荷が21日から鹿島地区みかん集出荷施設で始まった。早朝から生産者が持ち込んだミカン約2㌧を集荷・選果し、関東・関西へ出荷した。昨年並みの出荷時期となったグリーンハウスミカンは9月上旬まで続く。
消費者に喜ばれるミカンを届けるため、生産者は適期管理に努め、選果場では光センサーで1玉ずつ品質をチェックしている。
21年産のグリーンハウスミカンは部会員12人で186㌃を栽培。販売数量97㌧、販売高7000万円を計画している。着花も良好であり、温度、水分管理の徹底で順調な仕上がりになっている。
7㌃を栽培し、初出荷した内田祐二さんは「順調に生育し、去年よりも味は良い。コロナ禍で我慢が続いている今こそ、手に取っていただきグリーンハウスミカン特有の爽やかな味を楽しんでもらいリフレッシュしてもらいたい」と話した。
写真=グリーンハウスミカンの集荷が始まった(21日、鹿島地区みかん集出荷所)