まだまだつづく残暑にもしっかり耐える花を使った寄せ植え。
9月:暑さに強い花を使って秋を迎える
まだまだつづく残暑にもしっかり耐える花を使って、寄せ植えしてみましょう。後ろにススキを置くと、一足早く秋の涼しさを感じさせてくれますね。花と花との空間を大切に考えながら寄せ植えすると、生き生きと育ってくれますよ。
今月使用した植物
ペンタス
花期は7~10月まで。1つの花は1~2㎝の星型で、たくさんの花が密集して咲く
ススキ
株を分けて、葉の量を好みで調整することができる
日々草
花期は4~10月。水やりを忘れて葉の元気がなくなっても、すぐ水をやれば翌朝には元に戻る強い花。這性(はいせい)植物※
ジュズサンゴ
6~10月に光沢のある赤い小さな実が連なってなる
ジニアリネアリス
花期は6~11月まで。よい花を楽しむためには、毎月肥料をやる
※地面をはうように茎を伸ばして広がる植物
作成手順
鉢(直径24cm、深さ15cm)の底に、3㎝程度の小石を鉢底から約3㎝入れる
培養土を入れる
土の量の目安
ススキはポットをつけたまま入れ、ポットの高さと鉢の高さが合うまで土を入れる
ススキをポットからはずし、鉢の中央に植える
ペンタスを鉢の中央奥に植える
寄せ植えをする時は、他の花と大きさを比較して一番大きい(目立つ)花を中央に置くと全体のバランスがよくなる
日々草は鉢の手前中央に植える。這性なので鉢の手前に垂れ下がるように茎が伸びていく
ジュズサンゴはペンタスの左に、ジニアリネアリスはペンタスの右に植える
それぞれの花の根鉢と根鉢の間に土を入れる
花と花との間に空間ができるよう、ペンタス以外の花の葉を鉢側に少し傾けながら土を入れていく。光がそれぞれの花の根元まで当たり、風通しも良くなる
できあがり
参考価格1,400円(鉢代込み)
制作者
JAグリーンしろいし花き担当 野中貞子
杵島郡白石町遠江183-1
TEL:0952-84-5565
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