玄関の入り口や塀の裏側などの日陰のスペースを緑豊かに。
8月:日陰に置いて楽しむ寄せ植え
今回は、日陰を好む植物を使って寄せ植えしましょう。これまでのガーデニング教室では、日当たりの良い場所や窓越しの明るい場所に置く寄せ植えを多く紹介してきましたが、日陰を好む植物を使えば、玄関の入り口や、塀の裏側などの日陰のスペースも豊かにすることができますね。
今月使用した植物
ギボウシ
庭でも丈夫に育つが直射日光や西日は避ける
ヒューケラ(緑・茶)
葉色がまったく違う2色を使い、面白さを出す
プリテス
波を打ったような葉の形が特徴
カラジウム(2鉢)
白い大きな葉は、寄せ植えのアクセントになる
ダイコンドラ
小さな白い葉が連なったように垂れ下がる
フェスツカ(緑・茶)
細長い葉を使い、涼しげな印象に
作成手順
鉢(直径36cm、高さ27cm)の底穴に、網(縦横5cm)を置いて、虫の侵入を防ぐ
鉢底の土(=小石)を鉢底から3cm入れる
プランター花壇の土(=培養土)を鉢全体の約7割入れる
緩効性肥料を大さじ3杯入れ、土と混ぜる
図のように仮置きする
鉢の中央にギボウシを、鉢の正面にダイコンドラを置き、根鉢と根鉢の間に土を入れる
ダイコンドラの右にプリテス、左にヒューケラ(茶)を、葉が鉢の外側に出るように植えて土を入れる
6のギボウシの左にカラジウムを植える。正面から見るとギボウシとヒューケラに葉が重ならないように斜めに植えて土を入れる
8のカラジウムの後ろにフェスツカ(茶)、7のプリテスの後ろにヒューケラ(緑)を置いて土を入れる
9のヒューケラ(緑)の後ろにフェスツカ(緑)を置いて土を入れる
中央にあるギボウシの後ろにカラジウムを置いて土を入れる。全体の葉の先が三角形になるようにすると、見た目がすっきり美しくなります
できあがり
参考価格5,030円(鉢代込み)
制作者
JAグリーンみやき 店長 松永義冶
三養基郡上峰町大字坊所412-1
TEL:0952-52-7311
★葉の違いを見て楽しめる。
同じカラジウムでも葉の色や模様入りなどいろいろあるんですよ。
JAグリーンでは、広い室内にたくさんの品種の植物や花を取り揃えており、雨の日でもゆっくり見て楽しめます。ぜひお越しください。