冬のハンギングバスケットに挑戦!
1月:冬の花材でハンギングバスケット
正月をイメージする松とハボタンを使って冬のハンギングバスケットに挑戦!這(はい)性のビオラとバコパを使えば、葉が横に伸びていくので、バスケット全体にボリュームが出てきますよ。
今回使用する植物の紹介
五葉松
山地に自生する。手入れが比較的簡単で、盆栽に最も適する樹種
ビオラ(2つ)
パンジーより小さい花がつく。ハンギングに最適
ハボタン(白、紫各3つ)
11~3月に葉を楽しむ。春には菜の花に似た花が咲く
アリッサム
小さな花が密集して咲く。花から甘い香りがする
バコパ
葉が横に広がり小花がたくさんつくので、ハンギングに最適
準備するもの
ハンギングバスケット
高さ20cm、横25cm、奥行き17cm(付属品:粘着スポンジ5枚)
培養土
水苔(みずこけ)
作成手順
ハンギングバスケットに付属の粘着スポンジ5枚を貼り、スポンジの切れ目に手を入れて花を入れやすくする
バスケットに約3cm土を入れる
バスケットの側面から見える粘着スポンジに土をつけ、粘着部分に花や葉がつくのを防ぐ
バスケットの中央と両端の割れ目の下方にハボタンを1つずつ入れる
ビオラは、中央のハボタンの両脇に、バスケットの1/2の高さで1つずつ入れ、土をバスケットの1/2の高さまで入れる
ビオラは、根鉢の周囲(点線)の土を少し取り除き、ビオラの茎をバスケットの外側へしっかり出す
(4)で入れたそれぞれのハボタンの上に、別色のハボタンを1つずつ入れる
バスケット上部の中央に五葉松を入れる。庭などへ植え替えがしやすくなる
バコパは五葉松の右手前に葉をバスケットの外側に出すように入れる
残りのハボタン2つは五葉松の左前後に入れる。後ろのハボタンは、前のハボタンより高めに、葉を外に出すように入れる。アリッサムを五葉松の右に入れる。
土をバスケットの高さまで、隙間なく入れる
水苔(水に約5分ひたしたもの)を花の根元以外の土の表面に敷き詰める
できあがり
参考価格5,000円
(五葉松2,500円、バスケット代780円込)
制作者
JAグリーンおぎ 店長 吉岡 尚人
小城市三日月町石木62-1
TEL:0952-72-1155
水やりのポイント
一度に多くの水をやると、全体の形が崩れてしまいます。「水さし」を使ってやさしく、バスケットの底から水が出るまで、しっかり与えましょう。
水やりを忘れてしまったときは、バケツに5cm程度の水を入れ、その中にバスケットごと入れておくといいですよ。