コニファー(=針葉樹)4種を使って寄せ植えしましょう。
12月:コニファーの寄せ植え
今回は、コニファー(=針葉樹)4種を使って寄せ植えしましょう。それぞれの樹形や緑の濃淡を観賞するのも楽しいですよ。プランツポットに土の代わりとしてセラミスを入れると、素敵なインテリアになります。また、クリスマスや正月など、その季節にあった小物を加えて、色々なアレンジを楽しめます。
今回使用する植物の紹介
スワンスゴールデン(2本)
葉はやや黄金色でよく枝が張る。根は張りにくいため風などで倒れないよう注意する
スカイロケット
葉はシルバーブルー。樹形はロケットのようにとがった形に育つ
ブルースター
枝分かれして、直径1mほどの半球形になる
ウィルトニー
枝は立ち上がらず放射状に伸びる。支柱に沿わせて盆栽としても楽しめる
準備するもの
プランツポット(ブリキ缶)
縦13㎝、横31㎝、高さ13㎝
セラミス・グラニュー
原料はドイツ山地の粘土。小さい粒で保水性がある。衛生的で水替えしなくても植物が長生きする
作成手順
プランツポット(=ブリキ缶)にセラミスを約2㎝入れ、表面を平らにする
仮置きしてバランスを見る。全体が三角形になるように置く
スワンスゴールデン1本をポットからはずし、手で根鉢のまわりを少しほぐし、缶の右に置く
ブルースターは根が太いので、根鉢のまわりをはさみで切ってから3の左に置く
まわりにセラミスを入れ固定する
ウィルトニーの根鉢を手でほぐし、缶の左前方に植える。葉は缶の外側に出すように置く
スカイロケットの根鉢を手でほぐしてから5の後ろに植える。後ろに入れることで奥行きがでる
もう1本のスワンスゴールデンを4と6の間に置く
セラミスは、それぞれの根鉢が見えないように、缶の上から1㎝下の高さまで敷き詰め、手で軽く押さえる
スプーンの柄の方でつつくと、セラミスが鉢底までしっかりつまる
できあがり
水は、セラミス全体にかける。茶色いセラミスの上部の色が薄くなったら水を足す
できあがり
参考価格2,500円
制作者
JAグリーンみやき 店長 松永 義冶
三養基郡上峰町大字坊所412-1
TEL:0952-52-7311
店長コメント
ご自宅にある「お菓子の空き缶」を使っても楽しめます。
下写真のように正方形の缶を使うときは、横に広がる植物を選ぶとまとまりますよ。