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とれたてキッチン

2013年5月:キュウリとイカのイタリアン炒め

みずみずしさと、歯切れの良さが食欲を誘います

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材料(2人分)
キュウリ 1本
小さじ1/4
イカ
(ロールイカなど)
80g
ニンニク 1片(10g)
バジルの葉 8枚
【A】
白ワイン 小さじ1
塩・コショウ 少々
【B】
塩・コショウ 少々
白ワイン 大さじ1/2

 

作り方

キュウリは長めの乱切りにし、塩を振って約5分置く。水気を絞りる

イカは表面に格子状の切り込みを入れ、キュウリと同じくらいの大きさに切る。Aで下味を付ける

ニンニクはみじん切り、バジルは粗く刻む

フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火で炒める。香りが出たら、1と2を加え、強火で炒める。キュウリがしんなりしてきたらBを加え、バジルを加えてすぐに火を止める

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みずみずしさと、歯切れの良さが食欲を誘います
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 一年中出回っているキュウリですが、旬は6~8月。気温の上昇とともに黄色い花が咲き、その後次々と実を付けていきます。普段目にする緑色の「キュウリ」は、実が熟す前の未熟果を収穫したもの。キュウリは熟すと皮が堅く黄色くなるので、黄色いウリ「黄瓜(きうり)」が語源ともいわれています。

 みずみずしい歯触りが涼しげなキュウリは、成分の約95%が水分。そのためあまり栄養価は高くありませんが、血圧を下げる効果や利尿作用のあるカリウムが多く、食物繊維も含みます。夏野菜として体を冷やす働きもあり、暑い日には効果的です。

 選び方は、緑色が濃く、イボがとがって張りがあるものが新鮮。曲がり加減は味に影響しませんが、太さは一定のものを選びましょう。

 キュウリは生で食べることがほとんどですが、水分が多いのでサラダやあえ物など調味料とあえると水っぽくなって味が薄まりがちです。切ってから塩を振って少し置き、絞ってから使うと、余分な水分が抜けて水っぽくならず、味も染み込みやすくなります。そのままたたきキュウリや、スティックにして食べるときは、先に板ずりするのがお勧め。まな板にキュウリを置き、1本につき塩小さじ1/4程度をまぶし、両手の手のひらで押さえながら転がします。表面のいぼが取れて皮の色が鮮やかになり、味も染み込みやすくなります。また意外ですが、炒めても歯応えが残り、青臭さが抜けるので美味。このときも、塩をしておくと余分な水分が出て味がなじみやすくなります。食感を生かし、さっと手早く炒めましょう。
撮影:大井一範

 

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【使用した材料別レシピ】

キュウリ