冬野菜の代表格。寒い時期に甘味が増します
とれたてキッチン
2014年1月:ダイコンと牛肉のスープ
ダイコン | 150g |
---|---|
牛モモ肉 (薄切り) |
60g |
ネギ | 1/2本 |
ショウガ | 1片 (10g) |
【A】 | |
水 | 400ml |
スープの素 | 小さじ1 |
【B】 | |
花しょう | 小さじ1/2 |
塩 | 少々 |
酒 | 小さじ1 |
しょうゆ | 小さじ1 |
作り方 【1人分88kcal】
ダイコンは5cm長さ、7~8mm角の拍子切りにする
牛肉は1~1.5cm幅に切る
ネギは斜め切り、ショウガは薄切りにする
鍋にAとダイコンを入れて火に掛け、ふたをして2~3分煮る。牛肉、ネギ、ショウガを加え、沸騰したら、あくを取る
Bを加えて調味する
食のはなしベターホームのお料理教室
冬野菜の代表格。寒い時期に甘味が増します
葉の付け根の部分は甘く、先端(しっぽ)ほど辛味が強くなるので、料理によって使い分けるのがポイント。生で食べるときは葉に近い部分、煮物など加熱する料理には真ん中の部分、先端はみそ汁などに使うとよいでしょう。
ダイコンに含まれる辛味成分は、がん予防に効果があるといわれ、ビタミンCも豊富です。その他、消化を助け、胃腸の働きを整えて食欲をアップさせるジアスターゼも含まれています。ジアスターゼは加熱すると壊れてしまうので、生のまま食べる方が効果的です。脂っぽいものを食べるときに大根おろしを添えると、消化も良く、さっぱりします。
選ぶときは、太くて重いもの、皮に張りがあるものが新鮮です。葉が付いているものは、そのまま置いておくと、葉から水分が失われスカスカになってしまうので、葉を切り分けて保存します。使いかけのものは、乾燥しないように切り口をラップで覆い、ポリ袋に入れて、野菜室へ。葉の部分はゆでて刻んで冷凍しておくと、みそ汁の青味や煮物の彩りにもなり、便利です。
撮影:大井一範