古くからの「薬用野菜」
とれたてキッチン
2012年2月:タラとネギのグラタン
生タラ | 2切れ (200g) |
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ネギ | 1本 (100g) |
カブ | 2個 (200g) |
粉チーズ | 大さじ2 |
【A】 | |
水 | 200ml |
スープの素 | 小さじ1/2 |
【B】 | |
ホワイトソース | 1/2缶 (約150g) |
白みそ | 大さじ1 (20g) |
酒 | 大さじ1 |
作り方
タラは半分に切る。ネギは4~5cm長さの斜め切りにする。カブは茎を少し残して、4~6つ割りにし、皮をむく
鍋にA、ネギ、カブを入れ、沸騰したらフタをして、中火で約5分煮ます。タラを入れてあくを取る。フタを取り、落としぶたをして約5分、汁気がほとんどなくなるまで煮る
Bは合わせておく
2をグラタン皿に入れ、3を掛ける。粉チーズを掛けて、オーブントースターで約10分、おいしそうな焼き色が付くまで焼く
食のはなしベターホームのお料理教室
古くからの「薬用野菜」
切ったときに、ツンとする成分はアリシンで、ニンニクやタマネギと共通のもの。この成分はビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や消化・食欲増進、免疫活性、抗菌などの働きをする他、血行を良くし、体を温める作用があるので、風邪予防に効果的です。
薬味にしたり、鍋物に使うことが多いですが、加熱すると甘味が増すので、焼きネギはもちろん、じっくり煮てスープにするのもお薦めです。また、辛味を生かしてサラダで食べるときは、白髪ネギにするとよいでしょう。必要な長さに切って、縦に切り込みを入れ、芯を取り除きます。内側を下にして広げ、繊維に沿って細く切り、水にさらします。そうすることで辛味が和らぎ、シャキッとして食感も良くなります。余った芯も刻めば食べられます。
みじん切りにするときは、包丁の刃先で縦に切り込みを入れ、端から切ります。青い部分は硬いので、生食には不向きですが、小口切りや千切りにすれば、汁物やかき揚げにしたり、スープや炒め物、煮豚などの香り付けにも使えます。
選ぶときは、白くつややかで、葉との境がはっきりしているものが良品。保存の際は、泥付きなら泥を落とさず、袋のままか新聞紙に包んで冷暗所に。立てておくとより長持ちします。洗ってあるものは、適当な長さに切ってポリ袋に入れ、野菜室に入れます。小口切りしたものやみじん切りしたものは冷凍できます。凍ったまま加熱調理に使います。
撮影:大井一範
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