「シャキッ」とした歯触りが魅力、サラダの定番野菜
とれたてキッチン
2011年4月:レタスと豚肉の中華炒め
豚肉 (しょうが焼き用) |
150g |
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【A】 | |
塩 | 小さじ1/8 |
酒 | 大さじ1/2 |
片栗粉 | 大さじ1/2 |
レタス | 150g |
ネギ | 10cm |
ショウガ | 1/2かけ(5g) |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
【B】 | |
しょうゆ | 小さじ1 |
酒 | 小さじ1 |
オイスター ソース |
小さじ1 |
ごま油 | 小さじ1 |
作り方
豚肉は3~4cm幅に切って、Aで下味をつけ、片栗粉をまぶす
レタスは4~5cm大のざく切りにする。ネギは4~5cm長さの斜め薄切りする。ショウガは千切りする。Bは合わせる。
深めのフライパンにサラダ油をしき、肉の両面を焼く。肉を片側に寄せ、空いた所にネギとショウガを入れて、弱火で炒める。しんなりしたらBを加えて全体を混ぜる。
レタスを加えて強火にし、大きく混ぜる。かさがやや減ったら、ごま油を鍋肌から回し入れて火を止める
食のはなし ベターホームのお料理教室
「シャキッ」とした歯触りが魅力、サラダの定番野菜
シャキッとした歯触りがおいしいレタスは、サラダには欠かせない定番野菜。冷蔵庫に常備している方も多いのではないでしょうか?
生でおいしく食べるこつは「1度冷水に放す」こと。そうすると、よりパリッとした食感になります。ただし、栄養分が流れ出てしまうので、長くつけ過ぎるのは禁物。2~3分を目安にし、しっかり水気を切りましょう。サラダにするときは刃物を使って切ると断面が茶色くなりやすいので、手でちぎるのがお勧め。断面が粗くなり、ドレッシングも絡みやすくなります。
生で食べることが多いレタスですが、ゆでたり、炒めたり、スープで煮たりしても、また違う食感が味わえて美味。かさも減るのでたっぷり取ることができます。歯応えを生かすために、加熱時間は短めにしましょう。
選ぶときは、巻きが緩く、ふんわりしていて、切り口が白いものを。赤茶色に変色したものは収穫から時間がたっているので避けましょう。
保存の際は、いたんだ部分を外して、ラップに包むかポリ袋に入れ、芯を下にして野菜室へ。芯の切り口から出る乳状の液がいたみのもとなので、芯をくり抜いて保存すると鮮度が落ちにくくなります。食感が悪くなるので、冷凍には向きません。
一般にレタスとして売られている球状のレタスのほかに、葉が薄くてやわらかいサニーレタス、プリーツレタス、シャキシャキした歯触りが楽しめるロメインレタスなど、レタスの種類はいろいろ。味や形の違いを生かして、上手に使い分けると料理のバリエーションが広がります。
撮影:大井一範