牛乳・乳製品利用料理コンクール大会 最優秀賞に古賀瑞菜さん(佐賀清和高校)
佐賀県牛乳普及協会は10月5日、第46回牛乳・乳製品利用料理コンクールを佐賀市で開いた。最優秀賞には古賀瑞菜さん(佐賀清和高校)の「手軽で簡単!誰でも作れる麻婆茄子鶏白湯そうめん」が輝いた。
同コンクールは牛乳・乳製品の普及・消費拡大を目的に毎年開いている。668点の応募から書類選考で選ばれた10人が、審査員が見守る中、調理を実演。牛乳の他、バターやヨーグルト、チーズなどの乳製品もふんだんに摂り入れた力作が並んだ。審査員が普及性や独創性、おいしさ、利便性、栄養バランス、見た目の美しさを基準に選考した。
最優秀賞の古賀さんの作品は、県産ナスを使用した夏バテ予防になるそうめん。茹でたそうめんに、電子レンジで作る牛乳を使用したスープを注ぎ、麻婆茄子とゆで卵などトッピングをして仕上げる。牛乳を多く使用した簡単レシピである一方、見た目の豪華さも高く評価された。
審査委員長を務めた公益社団法人佐賀県栄養士会監事で管理栄養士の百武裕美さんは「今回出場した際の経験や学び、緊張が成長につながる。今後も飲むだけではなく、食べる牛乳を広く発信してほしい」と激励した。
その他の入賞者は次の通り。
▽優秀賞=井手希美、大串隆斗▽優良賞=篠原美香、金子凜、中嶋玲子、松田峻佳、松尾優央、平野愛葵、橋口七瀬▽メーカー賞=平野愛葵