家の光大会・女性フェスティバル開催 みどり地区女性部
JAさがみどり地区女性部は2月17日、鹿島市民文化ホール(サクラス)で家の光大会・女性フェスティバルを開いた。部員411人が参加。家の光記事を活用した体験発表や各地区の活動報告を行うなど1年間の成果を共有。大会を契機に来年度もより活発な女性部活動を展開していく。
大会では鹿島支部の植松幸子さんが、家の光記事を活用した体験を発表。植松さんは女性部の集まりで家の光記事を活用し、手芸品の作成などを通じて多くの人と交流してきたことを話し、「振り返るといつもそばに『家の光』があり、たくさんの出会いを経験することができた」と感謝した。
記念講演では、管理栄養士で野菜ソムリエ協会の講師を務める中沢るみ氏を招いた。健康に欠かせない栄養素が豊富に含まれている野菜と効果的な食べ方、他食品との組み合わせなどを紹介し、参加者に健康増進を促した。
そのほか、鹿島支部女性部員が同市浅浦地区に古くから伝わる「甚八音頭」を披露。2023年度ちゃぐりん読書感想文コンクールの受賞作文の朗読も行った。優秀賞の東川登小学校6年生の中尾祥大さんがちゃぐりんを読んで「お弁当の歴史」に興味を持ち驚いたことなどを発表した。
会場の外では各地区で制作した手芸品を展示したほか、管内の3直売所が農産物などを販売。大会をより一層盛り上げた。宮崎敏子部長は「今年度も各地区で『食と農』を基軸にいろんな活動を行った。今後も明るく活発な女性部活動を展開したい」と語った。