ピーマン共選始まる・JAさが神埼地区ピーマン部会
JAさが神埼地区ピーマン部会は7月3日、2023年産ピーマンの共同選果を脊振野菜集出荷所で開始した。初日には、393コンテナ(3.3㌧)を荷受けし、九州の市場へ出荷。同部会では、三瀬・脊振出張所管内を中心に生産者21人が3.2㌶を栽培し、販売数量220㌧を目標に取り組んでいる。
同エリアでは、22年度中山間地域園芸産地活性化モデル支援事業を活用して導入した選果機が稼働を開始している。階級別の袋計量や実需者の用途に合わせた袋詰め機への自動投入が可能になり、選果人員の削減や作業効率の向上が期待される。
JA担当職員は「23年産は、生育状況に大きな問題も無く、好調な出だしとなっているが、今後大雨の被害が出てくると思われる。今後も、病害虫対策や肥培管理の徹底をお願いしたい」と話した。
同部会では、今後出荷量が増えていき、11月中旬頃まで共選出荷が続く予定。
P=袋詰め出荷で販売単価の向上を図る(7月5日、脊振野菜集出荷所)