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ＪＡさが三神エリア（神埼）は１０日、ＪＡさが吉野ケ里町共同乾燥調製貯蔵施設の落成式を行った。同施設利用組合役員や行政、ＪＡ役職員など約７０人が参加。
同施設は、管内に５つある共乾施設の老朽化などに伴い新設した。コスト削減と利用者の利便性向上を兼ね備えたメイン施設とサブ施設をもつサテライト方式で運用する。その他、ドライブスルー方式によるスムーズな荷受け作業の実現やメイン施設に集約した乾燥調製作業によるオペレーターの負担低減などが期待できる。
大島信之代表理事組合長は「たくさんの方の協力があってこの施設を完成させることができた。次世代へ継承できる施設となり、吉野ケ里地区の土地利用型農業の産地振興に大きく寄与できるものだと期待している」と話した。同施設は、２０２３年産麦から稼働を開始している。