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乳和食の魅力伝える/佐賀農業高校で減塩乳和食講習会

さが本所/1122佐賀県牛乳普及協会が減塩乳和食講習会.JPG 佐賀県牛乳普及協会は22日、佐賀農業高校で3年生13人を対象に「減塩乳和食講習会」を開いた。JA牛乳「さが生まれ」を使って「おからとチーズのコロッケ」や「ごはん(乳清入り)」「カボチャのミルクそぼろ煮」「ミルク茶碗蒸し」の4品を作り、若い世代に牛乳の利便性と健康的な食生活の大切さを伝えた。
 牛乳を使った乳和食は減塩が可能で、日本人に不足しがちなカルシウムを効率よく摂取でき、旨みやコクのアップにもつながる。コロナ禍で牛乳・乳製品の大口需要が減り、消費が伸び悩む中、同協会は高校生などの若い世代に牛乳・乳製品に関する知識と牛乳による減塩効果を伝え、乳和食の普及を目指している。
指導にあたった同協会の鷲尾美和普及員は「20歳頃までが骨にカルシウムを蓄えるピークの時期。牛乳を飲んで、乳和食で健康に過ごしてほしい」と呼び掛けた。免疫力を高めることができインフルエンザ予防につながることも説明した。
 牛乳に米酢を加えて作ったカッテージチーズを使って、コロッケにした生徒は「牛乳の味がしないので苦手な人でもおいしくカルシウムが摂れる。牛乳のおかげで調味料も少なくて済むので家族に作ってあげたい」と笑顔で話した。
 2022年1月には同校2年生を対象に講習会を行う予定だ。
写真=「さが生まれ」を使って料理する生徒ら(22日、佐賀農業高校)