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全国の消費者にレンコンを届ける/正月料理には欠かせない縁起物

さが杵藤/1216共選年末レンコン出荷開始写真.jpg JAさが白石地区蓮根共選場で16日、年末の需要期に対応するレンコン集荷が始まり、同日は約8㌧を集荷した。レンコンは断面の穴から「将来の見通しが良い」とされる縁起物で、正月料理に欠かせない食材として年末から消費量が伸びるため、生産者・JA一丸となって全国の消費者に届けている。
 同共選場では生産者が収穫に専念できるように、JA職員が生産者宅や圃場に出向き集荷し、出荷調整・箱詰めした後、市場に出荷している。個選出荷は22日から行い、26日までに合わせて2万5000ケース(1ケース4㌔)を関東・関西・九州の市場へ出荷し、市場の要請に応えている。
 同地区レンコン部会の黒木栄造部会長は「白石平野特有の粘土質土壌で栽培した冬のレンコンは、ホクホクとした食感で煮物がおすすめ。ビタミンCが豊富で免疫力を高める効果もあるため、風邪の予防にぜひ食べてほしい」と話した。

写真=部会・JA一体となって全国の消費者にレンコンを届ける(16日、JAさが白石地区蓮根共選場)