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おまたせ 「いちごさん」が初出荷/クリスマスに合わせて定植

さが杵藤/1105いちご初出荷.jpg JAさが杵藤エリア管内では5日、イチゴの出荷が始まり、生産者4人が「いちごさん」のレギュラー119パック(240㌘)、平詰め49パック(240㌘)を各集荷所へ持ち込んだ。
 同種は2018年にデビューし、果実は大きめの円錐形で果肉まで赤く染まるのが特徴。やさしい甘味があり、果肉はみずみずしくて香りがよく、食味と見た目のよさを兼ね備えており市場評価も高い。同JAではクリスマス需要期に合わせ9月20~25日を中心に定植を呼び掛け、「さがほのか」が11月下旬、「いちごさん」が12月上旬に出揃い始めるとみている。出荷のピークは3月に迎え、5月末までに関東、関西を中心に全国へ出荷する。
 同JA杵藤いちご部会は部会員200人、栽培面積30.8㌶で、販売数量1361㌧を計画。8月の豪雨や定植後の高温、乾燥状態が続いていることで、例年よりやや遅れ気味の生育となっている。
 初出荷した香月一正さん(45)は「去年以上のイチゴを出荷できるよう、出荷を終える5月末まで徹底した管理を続けていきたい」と話した。
写真=出荷されたイチゴの品質を確認(5日、総合野菜集出荷施設(第3))