8月豪雨被害対策を県に支援要請
JA佐賀中央会と佐賀県農政協議会は31日、佐賀県庁を訪れ、8月豪雨の災害対策にかかる要請活動を行った。中央会の金原会長らが、山口祥義知事に要請書を手渡し、生産者が農畜産物を安定的に生産し販売できるよう施策の確立を求めた。
県内では8月に線状降水帯が発生・停滞し記録的な豪雨となり、農畜産物や農地・農業関連施設全般にわたり甚大な被害が発生。特に、大豆は約5900㌶が冠水・浸水し、著しい収量の低下が見込まれている。
要請書では、農地・農業関連施設の復旧、営農再開に向けた生産資材確保や使用不能となった生産資材の適正処分の支援、農業共済金の早期支払い等を求めた。
要請を受けた山口知事は「要請内容を踏まえ、県内生産者が前を向いて頑張っていけるように取り組みたい」と答えた。
写真=山口知事に要請書を手渡す金原会長と大島副会長(31日、佐賀市)