お盆を使ったガーデニングにチャレンジ
5月:不要になったお盆を使って
今回は、不要になったお盆を使った寄せ植えにチャレンジしてみましょう。観葉植物の寄せ植えは手入れが簡単ですし、長い期間、緑のある暮らしを楽しめますね。
作業では「萌え~る」という土に水を入れて団子を作ったりします。子どもの頃、ドロ団子づくりをして遊んだことを思い出しながら、子どもたちと一緒にするのもいいですね。
今月使用した植物の紹介
パキラ
暗すぎる所に置いていると枝が細く成長するので、明るい室内に置く
ドラセナ
幸福の木として有名。日照不足になると、葉の色が変わってくることがある。
シンゴジウム
日陰でもよく育つので、一年中室内に置ける
アイビー
ツルが伸びて広がる。刈り込んでも枯れにくい
作成手順
エコ培養土「萌え~る」(フラワーアレンジなどで使われるスポンジを混ぜた土)を用意する
バケツに1を約1L入れ、水を加える。水は、土を丸めてダンゴができる程度入れる
check!
「萌え~る」は、水を入れて丸めると型が崩れにくいのが特長
土の乾燥を防ぐために使う「スパニッシュモス」は水につけておく。「スパニッシュモス」がない場合は「水コケ」でもよい
お盆(直径33cm)はプランタと違って水はけしないので、根腐れ防止剤「コンテナシリカ」大さじ2杯を盆の中央に置く
4の上に、2の土で平たい丸い円(高さ約2cm)をつくる
背丈の高いパキラは右奥に斜めに置き、倒れないように2の土で固定する
パキラの左にドラセナを置き土で固定する
左にはシンゴジウムを置く。葉は盆の外に出すように斜めに置き土で固定する
アイビーは、茎の一本を前にして土で固定し、あとで水やりをしても土が崩れないように全体的に土を盛り固める
check!
土の高さは、横から見て約13cm。土を高く盛るとかわいらしくなる
3の「スパニッシュモス」の水を軽く搾り、土全体に薄く盛る
できあがり
参考価格2,000円
小物を置いて、かわいらしさや季節感を出してもいいですね。水やりは、10日に1度程度。土全体にやさしく水をかけ、お盆に水がしみ出る程度与えます。
制作者
JAグリーンみやき 店長 松永義治
三養基郡上峰町大字坊所412-1
TEL:0952-52-7311
できあがった寄せ植えを部屋や玄関などに飾ると、丸く盛った土が、南国の島のように見えて、安らぎを与えてくれますよ。