ほうれん草
ほうれん草 種蒔き(発芽を促すコツ)
家庭菜園でも人気の高い「ほうれん草」。その品種はたくさんあり、大きく分けて、日本ほうれん草と西洋ほうれん草があります。
日本ほうれん草は「秋蒔き」。西洋ほうれん草は「秋蒔き」「春蒔き」が出来ます。栄養価も高く、様々な料理に使える野菜です。
作業手順 (種蒔き)
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1
発芽率を良くするコツとして、皮が硬く吸水しにくいほうれん草の種を、2晩ほど水に浸しておく。
白いガーゼやネットなどに蒔く分の種を取り、包んで水に浸す。 -
2
準備するもの
ほうれん草の種、プランター8L(使用済みのもので良い)、ぼら土(鉢底石)。元肥(野菜専用肥料、チッソ4%、リン酸8%、カリ3%)、蒔き溝を付けるための「板」や「棒」、大さじ、白いガーゼ。 -
3
プランターの底に、約2cm程度ぼら土を敷き平らにならし、培養土をプランター容量の約8割ほど入れる。 -
4
元肥を大さじで約3杯(約30g)ふりかけ、均一になるよう土に混ぜ込む。 -
5
凸凹が無いよう、土の表面を平らに整地する。 -
6
種を蒔く前にジョウロで水を、たっぷりと底から流れ出るまで与える。
蒔いた後ではふく土が流れてしまう事があるため。 -
7
「板」や「棒」を使って、深さ約5mm程度の蒔き溝を付ける。
この溝は蒔いた種の乾燥防止にもなる。 -
8
水に浸しておいた種を、ガーゼごと絞り水を切る。 -
9
蒔く間隔は3〜4cmに3粒程度。 -
10
約3mmのふく土をする。ふく土は種の大きさの約3倍が基本。
※乾燥を防ぐため、プランターを新聞紙などで覆い、風の当たらない場所に置きます。
発芽適温は15℃〜20℃。一週間程で発芽します。発芽したらすぐに新聞紙をはずし、葉が込み合っていたら間引きを行い、日の当たる場所に移します。
その後、本葉が1〜2枚ほどで、収穫しながら間引きし、さらに、必要に応じて草丈7センチ前後で収穫しながら間引きを行います。