玉葱-タマネギ(植え付け〜収穫)
佐賀県で栽培される野菜の中で、作付面積、収穫量ともにナンバーワンのタマネギ!
全国でも、北海道に次ぐ大産地となっています。
健康志向で人気のタマネギをプランターで栽培してみましょう。
早生・普通種の植え付けは12月頃、収穫は翌年の5月〜6月ごろになります。(佐賀県基準)
植付けの作業手順
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1
プランター(幅60cm×40cm、容量30リットル)、有機質石灰、肥料(8-8-8)、タマネギの肥大を促し甘みを出すため、リン酸とカリウムを多く含む肥料(0-25-11)を併用する。ぼら土、ネット(タマネギネット2kg)×4枚、培養土(花と野菜の土20リットル)×2袋、タマネギの苗(晩生種:もみじ) -
2
ぼら土をネットに入れる。少なめに入れて平らに広げ、プランターの底に4つ敷く。
ネットに入れる事で、底からの虫の侵入を防ぐ。また、収穫後にはネットごと取出し洗うことができ、リサイクルしやすい。 -
3
花と野菜の土をプランターのフチから約4センチ下まで入れる。約30リットル。 -
4
散布後すぐに植え付けが出来る、有機質の石灰を約30g施す。大さじで約1杯半ほど。 -
5
元肥として、配合肥料(8-8-8)を約20g施す。かたまりが出来ないように均等に施す。 -
6
次に、リン・カリ肥料を20g程度、均等に施す。 -
7
プランターの土全体に肥料が行き渡るよう、念入りに混ぜ込む。肥料のかたまりが残ると、生育に障害が出ることがある。 -
8
混ぜ終わったら、土の表面を平らに整地する。 -
9
土に指で3cmほどの穴を開け、苗を植えつける。深く植えすぎると玉の肥大が悪くなり、浅すぎると玉の形が偏平になってしまいます。
苗を見て、茎の白い部分が少し出る程度に植えつけ、苗が風などでぐらつかないよう、根元の土をしっかりと押さえる。 -
10
苗と苗の間隔は10cm以上(10〜15cm程度)になるよう、次の苗を植える。
このプランターで10本の苗を植える事が出来ました。 -
11
最後にジョウロでたっぷりと水を与え、日当たりの良い場所に置きましょう。寒さには耐えます。
根がしっかりと根付くまでは、風あたりが強い場所は避けましょう。 -
12
追肥は、元肥と同じ配合肥料を約1ヵ月後と2ヵ月後に、20g程度、列と列の間に施します。
※管理の仕方は、土の表面が乾いたらたっぷり与える。毎日与える必要はありません。
収穫の作業手順
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13
茎を持ち上に引き抜き、土を落とす。 -
14
根を切り落とす。 -
15
並べたまま2〜3日乾燥させる。乾燥後は茎を切り、常温で保存する。
※乾燥期間は雨に注意しましょう。屋根のある風通しの良い場所にプランターごとおいておくと良いです。