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とれたてキッチン

2010年12月:もちのピリ辛いためトッポギ風

もちは日本のパワーフード!

もちのピリ辛いためトッポギ風

材料(4人分)
切りもち 3個(150g)
キャベツ 100g
タマネギ 1/4個(50g)
ニンジン 30g
ニンニク 1片
ごま油 大さじ1/2
A
砂糖 大さじ1/2
コチュジャン 大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
大さじ3

作り方(調理時間 20分)

もちは縦2等分して、オーブントースターでやわらかくなるまで焼きます(焼き目はつけない)。

キャベツは2cm幅、5~6cm長さのざく切り、タマネギは薄切りにします。ニンジンは3~4cm長さの短冊切りにします。ニンニクはみじん切りにします。

Aを合わせます。

フライパンにごま油とニンニクを入れ、中火にかけます。香りが出てきたら、野菜全部を加えて強火でいためます。3.を加え、野菜がやわらかくなるまで4~5分いためます。1.を加えてひと混ぜします。

食のはなしベターホームのお料理教室

もち 神が宿る食材・もちは日本のパワーフード
もち
 古来から神が宿るとされ、晴れの日や歳時に食されてきた「もち」。正月の鏡もち、ひな祭りのひしもち、端午の節句の柏もちなど、今でもその習慣が数多く残っており、特にお正月は一年で最ももちに親しむ時期といえます。また、お雑煮は一般に、関東以北では焼いた角形のもちを、関西以南ではゆでた丸もちを使うなど、地方色があるのも面白いところです。
 ただ、お正月を過ぎ、定番の磯辺巻きやあべかわもちにもちょっぴり飽きてきたら、いつもとは違う食べ方にチャレンジ。大根おろしや納豆をからめるとさっぱりいただけますし、半分の厚さに切ったもちにケチャップや野菜、チーズをトッピングしてトーストすれば、ピザに大変身。お子さんのおやつにもぴったりです。変わったところでは、韓国料理の「トッポギ」がおすすめ。「トック」と呼ばれる細長いもちや野菜を甘辛にいためた料理で、屋台でも買える韓国版ファストフードとして人気の定番料理です。切りもちを細長く切れば、家庭でも手軽に作れます。
 さらに、もちは朝ご飯にもぴったり。エネルギーの源になる糖質が、同じ量のご飯の1.3倍も含まれている上に、手軽に食べやすいので「試合前は必ずもち!」というスポーツ選手も少なくありません。
 保存は乾燥を防ぐことがポイント。個包装のものはそのままでよいですが、そうでないものは空気に触れないよう1個ずつラップでぴっちり包んで保存袋に。冷凍すればより日持ちがします。食べるときは、半解凍程度で調理します。

 昔は家庭やご近所同士でもちをつく光景が見られましたが、最近は鏡もちも真空パックが主流のご時世。個包装の切りもちなら一年中出回っています。いつでも手軽に手に入る便利な食材として、晴れの日だけでなく、アレンジを楽しみながら、普段の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

撮影:大井一範

【使用した材料別レシピ】