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とれたてキッチン

2010年7月:サラダごまうどん

黒パワーに大注目!

サラダごまうどん

材料(2人分)1人分 578kcal
ゆでうどん(冷凍でも) 2玉
すりごま(黒) 大さじ6
ツナ 小1缶(90g)
1個
トマト 1/3個
オクラ 4本
めんつゆ(市販) 仕上がり180ml分

作り方 (調理時間15分)

卵はゆでて殻をむき、くし形に4つに切ります。

トマトはくし形に4つに切ります。オクラは塩少々(材料外)で塩もみして、さっとゆで、小口切りにします。

うどんを表示通りにゆで、水で洗います。水気を切り、全体にすりごまをまぶします。

器に3.を盛り、1.2.と軽く油を切ったツナをのせます。めんつゆを表示通りに薄め、食べる直前に掛けます。

食のはなし ベターホームのお料理教室

黒パワーに大注目!
 近ごろ、「黒酢」「黒米」など「黒」がつく食材や商品をよく目にするようになりました。独特な見た目や味わい、そして栄養成分から、黒パワーが注目されています。その一つが、おなじみの「黒ごま」です。
 香りやコクが魅力のごまは、あえ物にしたり、揚げ衣にしたりと大活躍。パラリと振り掛けるだけでも、料理に香ばしさが加わります。中でも黒ごまは、見た目の存在感から、料理のアクセントとしても重宝され、プリンやクッキーなど、スイーツの世界でも大人気です。
 注目したいのはその栄養成分。ごまに含まれる「セサミン」には、高い抗酸化作用があり、アンチエイジングや動脈硬化の防止などに働くことから、脚光を浴びています。また、抗酸化作用のあるビタミンEに加え、カルシウムや食物繊維もたっぷり。さらには黒ごまにのみ、表皮にポリフェノールの一種で、目の疲れや肝機能の向上に効果的といわれている、色素成分「アントシアニン」も含まれており、まさに栄養の宝庫といえます。
 ところで、その栄養面から見ると、そのままではなく、すりごまがおすすめ。することで皮が壊れるので、栄養素がより吸収されやすくなるのです。市販のすりごまを使えば、手軽に使えてとても便利です。一方、自分ですれば、料理や好みに合わせて、粗さを調節できますし、何より、すりたての香りは格別。いりごまを軽く温め、熱いうちに乾いたすり鉢ですります。下にぬれぶきんなどを敷いておくと、滑り止めになります。作り置くとせっかくの香りが逃げてしまうので、使う分だけするのがおいしくいただく秘訣(ひけつ)です。
 なお、ごまは湿気を嫌うので、保存は密閉容器に入れて冷暗所へ。時間とともにどうしても香りが落ちますが、フライパンで1分ほど弱火で温めると、香りがよみがえります。

撮影:大井一範

【使用した材料別レシピ】