シンプルだから、変幻自在!
とれたてキッチン
2010年6月:ポテトのローズマリーソテー
ジャガイモ | 中4個(600g) |
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ウインナーソーセージ | 6本 |
ローズマリー | 1~2本 |
オリーブ油 | 大さじ2 |
塩 | 少々 |
こしょう | 少々 |
作り方 (調理時間 20分)
ジャガイモは皮をむき、6~8つのくし形に切り、水にさらします。鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて火にかけ、竹ぐしが通るやわらかさまでゆでます(電子レンジの場合は1個につき、4分加熱〈500W〉。途中上下を返します)。
ソーセージには切り目を入れ、斜め半分に切ります。ローズマリーは葉を摘み取ります。
フライパンに油を熱し、1のジャガイモを色づくまでいためます。2を加えて、さらにいためます。塩、こしょうで味を調えます。
※お好みで粒マスタードなどを添えてもOK。
食のはなし ベターホームのお料理教室
シンプルだから、変幻自在!
煮ればほっくり、刻んでいためればシャキシャキ、すりおろして焼けばもっちりと、調理法によってさまざまな食感が楽しめます。肉じゃがなどの定番の煮物からお酒のおつまみ、そしてスナック菓子まで、ジャンルを問わず大活躍! 素朴な食材だからこそ、ハーブを加えたり調味料をアレンジするだけで、シンプルな料理でもぐんとおいしくなります。 「男爵薯(だんしゃくいも)」は、ほくほくとした食感で肉じゃがや粉吹き芋に、「メークイン」は煮崩れしにくく、いため物や長く煮込むシチューなどに向いています。 また黄色でほっくりとした「キタアカリ」は、ふかし芋やコロッケにぴったり。ただし、煮崩れしやすいので、加熱時間は短めにするのがポイントです。それぞれに特徴があるので、上手に使い分けることで、料理のおいしさが一層引き立ちます。 栄養面ではビタミンB1やビタミンCを多く含みます。しかも、一般的にビタミンCは熱に弱いのですが、ジャガイモのビタミンCはでんぷんの粒に囲まれているため、加熱しても壊れにくいという、うれしい特徴があります。 芽にはソラニンという有害な物質を多く含んでいるため、必ずえぐり取りましょう。切ったままにしておくと切り口が変色してしまうので、水に1分程度さらします。 光に当たると芽が出やすいので、保存は新聞紙や紙袋に包んで冷暗所、暑い時期ならポリ袋に入れて野菜室へ。調理したものでも冷凍には向かないので、カレーを冷凍するときなどはご注意を。 撮影:大井一範 |