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とれたてキッチン

2010年5月:ニンニクみその田楽

ニンニクパワーで疲れを吹き飛ばせ!

ニンニクみその田楽

材料(2人分)1人分122kcal
ニンニク 2片(20g)
ネギ 5cm
ごま油 大さじ1/2A
A
みそ 30g(約大さじ2)
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ1玉
こんにゃく 12個
竹ぐし 4本

作り方 (調理時間 10分)

まず、ニンニクみそを作ります。ニンニク、ネギはみじん切りにします。

鍋にごま油を入れ、1を弱火で2分ほど、焦げないようにいためます。Aを加え、さらに約1分練り混ぜて、火を止めます。

こんにゃくは熱湯でさっとゆでて、あくを抜きます。竹ぐしでだんご状に刺し、2のニンニクみそを好みの量載せます。

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ニンニクパワーで疲れを吹き飛ばせ!
ニンニク
 古くはエジプトでのピラミッド建設の際に労働者に活力剤として出されたとされるニンニク。今では各国の料理に欠かせない食材の一つです。香味野菜のイメージですが、例えばスペインで定番の家庭料理「アホスープ」はニンニクが主役。「アホ(ajo)」とはスペイン語でニンニクのことで、びっくりするくらいたっぷりのニンニクを使います。  活力剤だけあって、栄養満点。特有のにおいのもとであるアリシンは強力な殺菌作用や抗酸化作用があり、免疫力アップに効果的。胃がんなどの原因ともされるピロリ菌の感染を予防するという実験結果も出ています。また、ビタミンB1と組み合わせると吸収力が上がり、疲労回復効果がさらに高まるので、疲れがたまったときは豚肉と組み合わせるのがおすすめです。

 もちろん栄養だけでなく、独特な香りや風味も大きな魅力。いためたときにキッチンに広がる香りは、なんともいえず食欲をそそります。ニンニク風味のみそやたれは、田楽のほか、ゆでた野菜や肉につけたり、熱々のご飯に掛けたりといろいろ使えるので、多めに作って、常備しておいてもよいでしょう。
 ニンニクは保存が利きますが湿気を嫌うので、ポリ袋ではなく通気性の良い網袋に入れて、日陰の乾燥した所に置くか、冷蔵庫で保管を。皮をむいてしまうと鮮度が落ちるので、使う直前にむきましょう。
撮影:中里一暁

【使用した材料別レシピ】