熱に強いビタミンCがいっぱい。
とれたてキッチン
2009年11月:カリフラワーと煮卵のサラダ
カリフラワー | 1/2株(150g) |
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卵 | 2個 |
ミニトマト | 8個 |
A | |
しょうゆ | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
水 | カップ1 |
ドレッシング | |
ネギ | 20g |
ショウガ | 1かけ(10g) |
赤トウガラシ | 1/2本 |
しょうゆ | 大さじ1 |
酢 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
ごま油 | 小さじ1 |
作り方 (調理時間 約15分以内)
カリフラワーは小房に分け、4~5分ゆでます。ミニトマトはへたを取り、半分に切ります。卵は、固ゆでにして殻をむきます。
鍋にAを合わせて、1.のゆで卵を入れます。転がしながら約10分煮ます。
ネギ、ショウガはみじん切りにします。赤トウガラシは種を取って、みじん切りにします。ドレッシングの材料と合わせます。
カリフラワー、ミニトマト、2.を器に盛り、ドレッシングを掛けます。
食の話 神山真理(食のエッセイスト)
カリフラワー 熱に強いビタミンCがいっぱい
淡色野菜のカリフラワーは緑黄色野菜のブロッコリーに比べて、ビタミン類の含有量は多少劣りますが、ビタミンCは豊富に含まれています。同じくゆでて野菜サラダに使われるアスパラガスよりも、ビタミンCは多いのです。通常、ビタミンCは熱に弱いものですが、カリフラワーのビタミンCは熱に強いのが特徴。煮込みや、グラタンなどにも栄養価を残しながら活用できます。 ビタミンCは体内でコラーゲンの合成を助け、病気になりにくい体をつくります。また、白血球の働きを高めて免疫力を強化するため、風邪がはやるこれからの時期に取りたい栄養素です。ビタミンCは、花よりも茎の部分に多く含まれているので、茎も捨てずに使いましょう。 そのほかカリフラワーには 、食物繊維とビタミンKが含まれています。食物繊維は便通を整えて、美しい素肌をつくります。ビタミンKは骨の強化に役立ちます。 ゆでるときには、小麦粉を入れると白くきれいに仕上がります。さわやかな白さが料理を引き立てることでしょう。 参考文献 『野菜&果物図鑑』(新星出版社) 『野菜の手帖』(講談社) 『クスリの食べ物』(西東社) 『新食品成分表〈2007〉』(一橋出版) |
栄養の比較 可食部100g当たり
ビタミンC(mg) | ビタミンK(μg) | 食物繊維(g) | |
カリフラワー(花序・生) | 81 | 17 | 2.9 |
〃 (花序・ゆで) | 53 | 31 | 3.2 |
ブロッコリー(花序・生) | 120 | 160 | 4.4 |
〃 (花序・ゆで) | 54 | 150 | 3.7 |
アスパラガス(若茎・ゆで) | 16 | 46 | 2.1 |
出典:『五訂増補食品成分表2009』女子栄養大学出版部